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 「奇跡のコース」の教師、香咲弥須子さんの一番新しいご著書をご紹介します。

本を読ませていただいて最初に感じたことは、こころの中のものがふっと取れて、肩のあたりに風が通ったような気がしたということでした。

 こころのなかに何があるか、なかなかすぐにはわからないものですし、気がついていなかったりするものですが、読んでいる途中で、急に涙がいっぱい出てきました。何が悲しいということではなく、キッチンに居て何かをしながら、心にスーッと風が入ってきたように感じたのです。そうしてやっと、わたしの心は窮屈になっていて苦しかったんだと気づけたのです。ど...

この本は、13万人の読者の心をとらえた「自分をえらんで生まれてきたよ」に続く1冊です。りおくんの4歳から13歳までの言葉を、お母さまの紀子さんが書き取ってまとめた本です。

~りおくんの言葉を引用させていただきます。 小野永保子

ぼくは幸せになるなら、

みんなといっしょに、幸せになりたい。

一人でも悲しい人がいたら、ぼくも悲しい。

ママが悲しいときは、ぼくも悲しい。

みんな、つながっているからね。

心は、つながっているからね。

あのね。自分の心の、ほんとうの持ち主は、神さまんなんだよ。

三線を弾いていて、

音をじっと聞いていると、

音の奥に、人の声が聞こえ...

いんやくりお君(17歳)は、現在、ミュージシャンとして世界中で素晴らしい活動をしています。先日、ニューヨークのCRSでコンサートがあり、初めて彼の音楽に触れることができました。

笑顔と元気いっぱいの彼は、生まれた直後から、心臓と肺の慢性疾患のため、入院は30回以上、のべ二年近くにわたり、何度も大きな手術をしてきました。

りお君は、片言が話せるようになると、生まれる前のことや、かみさまのお話をするようになり、お母様に、「ぼくが病気で生まれたのは、ずっとずっと幸せになるためだよ」「ぼくが泣いても、ママはかわいそうって思わなくてよかったんだよ...

作者の堤江実さんは、長年にわたり世界の戦争の現状を訴え、平和に心を寄せることをなさっておられます。そしてこの本では、与えられた命を心からまっすぐに喜び、讃えておられます。主人公の男の子は、「聖らかな思いと幸福だけが満ちているところからこの世界に降りて来て、悲しみも、寂しさも、怒りも、憎しみも全部感じて、そこに愛を経験し光を見るために、出会い、許し、つながりあう」(本文より)ということをしていきます。

  

 杉田明維子さんの絵は、とても温かく柔らかく、心の光を強く放っていらしゃるように感じました。杉田さんが常に平和を祈りながら描かれてい...

  佐々木卓也さんは、1975年に東京で生まれ、3歳の時に自閉症とわかります。2歳の頃から粘土に触れ始め、8歳になると陶芸の土も使うようになり、以来、毎日のように、作品を作り続けています。14歳の時に、遠足の絵が国語の教科書に採用されたことを皮切りに、これまで、ギャラリーや美術館、その他で出品された作品は、数えられないほどです。

 最近では、国連が定めた世界自閉症啓発デーに、アーティストの一人として作品を提供なさっています。

 

 「おかあさん」に納められている動物の造形作品は、卓也さんが10代後半の頃の作品です。動物たちは、どの子供たち...

~ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる詩より~

 「今日、わたしはお皿を洗わなかった。」・・というフレーズで始まるこの詩は、やるべきこと、やってあげたいことで一杯の育児中のおさんに、今日一日の中で、お子さんの笑顔や泣き顔の向こうにある心に寄り添うことが少しでもできたなら大丈夫だということ、もしかしたら、子育てにおいて、それこそが大切なことじゃないかしら?ということを伝えています。

 人からどう思われるかが気になったり、社会から取り残されているような気がしたり、子供はちゃんと育っているか、私はこれで良いのかと不安に思ったりする...

  子育ての中で、焦りや心配や不安や誘惑を感じて、子どもに対して、一方的に’もっともっと’という心が出てくる時、それは、母親の私こそが、自分のことを足りていないと責めて苦しんでいる時です。そんな時、この本を開くと、心が温かく満ち足りて穏やかになるのを感じます。子どもが大きくなった今も、心が瞬時に安心の中に溶け込み、子どもの心とつながっていることが感じられます。

 

 「子どもからの贈り物」の元となった絵本「かみさまからのおくりもの」は、ぜひ、お子さんにも読んでいただきたいなと思います。今回ご紹介する「子どもからの贈り物」は、著者のひぐち...

  この絵本に登場する女の子は、著者のパトリシアさんご本人です。パトリシアさんは、本を読むのがとても好きなのに、文字や数字を判別することが難しく、いじめにもあっていました。自分のことをまるごと受け止めて、励ましてくれるおじいさんやおばあさんが亡くなり、たった一人で、できない自分を責めていました。

 

 5年生になって、新しくフォルカー先生がやってきます、先生は、パトリシアさんがLD(学習障害)であると気づき、彼女にサポートと教育を注いでくれます。先生は、パトリシアさんのことを信じ続けてくれます。その強く暖かな確信によって、パトリシアさん...

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