コンビ二で、、介護の現場から#5

 訪問先のもう少しで90歳になられ様としているお婆様の口ぐせは、「もたもたして、いつもおまたせしてばかりでごめんなさいね」というもの。

わたしがこれまでお会いしてきた同じ位のご年齢の方々と比べても、その方の行動はちっとも、もたもたなんかしておらず、どちらかかというとテキパキされています。

それでも、靴を履く時、歩く時、洋服を着替える時、何か1つ行動する度にそう言われます。

もちろん、わたしはその度に、「本当に何にも急ぐ必要はないですよ、待っている時間はたっぷりありますから、何でもご自分のペースで安心してやってくださいね。」とお伝えします。

そうお伝えする時のわたしのこころは時間はすっかり脇に置けるので、平和そのものです。

 その日も、そんなやり取りをして訪問を終え、わたしはコンビニへお茶を買いに立ち寄りました。

最近、電子マネーを使い始めた私は、電子マネーの使い方に慣れずいつもレジでもたもたする事が多く、その日もやはりもたもた焦っていました。

でも、レジの方が本当に思いやりいっぱいに、「全然急がなくて大丈夫ですよ。どうぞ、ゆっくり開いて下さいね。」と言って下さいました。

 もたもたせず、テキパキすべきだとジャッジしていたのは、わたし自身。

でも、お婆様を通して、テキパキしなければ! というジャッジを手放したあとに見せてもらえた世界は、本当にこころからほっとできる優しい優しい光景でした。

 まだまだ、わたしの心の中の気付かないところに、〇〇すべき! は隠れていますが、その度にホーリースピリットへ助けいただいて、手放して、安心できる世界、幸せな夢を見続けていきたいです。




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