子どもとお友達のつながり

 小学校3年生の子どもの学校のクラスで、かなり元気のいい活発なお友達がいました。

授業時間も休み時間と変わらず賑やかだったり、クラスの友達と仲良くしたいあまり、誤解を与えてしまう様な関わり方をしがちだったせいか、うちの子どもの話しによるとそのお子さんが1人になりがちだという話しでした。

もちろん、うちの子も例外ではなく、その友達がお休みだった日は平和だったと帰宅してから言う事もありました。 

 

 ある日の放課後、校門を出るか出ないかの辺りで、その友達に帰ってから遊べないか尋ねられた事がありました。

他の友達と帰る約束をしていたうちの子どもは、素っ気なく一言、「無理!!」と返したみたいなのですが、それまで数人のお友達からも同じ様な感じで断られていたそのお子さんは、思わずうちの子どもの前で泣き出してしまった様で、まだ校内だった事もあり、泣き声を聞いて駆けつけた先生から2人共、事情を聞かれたということがありました。


 その日、子どもは帰ってくるなり、あの子のせいで約束していた友達と帰って来れなかったと、頭から湯気が出そうな程プンプン怒っていました。

私は、子どもの気持ちに寄り添いながらも、おやつを食べ終えて少し落ち着いた頃に、放課後一緒に遊ぶ、遊ばないはどちらでもいいけれど、もう少し優しく思いやりの気持ちをもって伝えることはできたのではないかと話してみました。

そして、お子さんと、私の知る限りのお子さんのご家族のスピリットへご挨拶をさせていただきました。

私が勝手に見ているそのお子さんとご家族への特別性を手放して、お子さんとご家族の真の姿をわたしと子どもが見れますようにと。


 しばらくして子どもからそのお友達が遠くへ引っ越してしまう事を聞かされました。

不思議な事に、それからお引越しする当日のぎりぎりまで、子どもはそのお子さんと毎日の様に遊ぶ様になりました。

お友達のお引越しの前日、お風呂に浸かりながら、子どもが、

「あの子と遊ぶとめちゃくちゃ楽しいんだよ。何でもっと前からあの子とこんな風に遊べなかったんだろう。」と話してくれました。

話しを聞きながら、一瞬わが子とそのお友達の心がグーンと近くなったのだと思いましたが、心が近くなったり遠くなったりすることはないのだったと思い出しました。

子どもとそのお友達は既に繋がっていたのですよね。

お引越しをした、今も、これからも。

こんなステキなこころの経験をさせてくれた、そのお子さんとご家族にこころから感謝します。


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