CRSじゃない会レポート 香咲弥須子

1/5/2012

 

第二回じゃない会は、初回に増して、盛りだくさんな分かち合いとなりました。新しく参加してくださった方も少なくなく、みなさんの若々しく上質な女性性に満ちたエネルギーで、とても寒い一日でしたが、クラスの開かれたスタジオには、暖かい風が流れているかのようでした。そんなふうに感じたのは、常夏の島マウイでご活躍の方の参加、ということもあったかもしれません。。。

 

「では瞑想から始めましょう」。その声に、一同、背筋を伸ばし、目を閉じた途端、それまでわんわん泣いていたお子さんが、ぴったり泣き止み、その後は二時間ずっと、一緒に楽しんでくれたとが、まずはうれしい驚きでした。
やはり、子どもたちは、親が何をし何を言うかではなく、バイブレーションを全身全霊で浴びて育っている、ということなのでしょう。わたしたち大人もそうですけど、忙しさにかまけてそれに気づきにくいのですね。。。泣きやんだのは、単に「こんな静かな大人たちを見たことなくてびっくりした」だけのことかもしれませんが。。。冗談です(半分だけ)。

 

 
お子さんの要求を受け入れられない自分がいる、どうとらえたらよいかわからなくなるときがある、たとえば、子どもが幼児返りのような行動をとるときにどうしたらよいのか。妹、弟に嫉妬する子どもに対応するには? という質問がありました。

「子どもはあっという間に大きくなってしまいますよ。今のうちに、うんとかわいがってあげてください」「これはおかしいこと、赤ちゃんみたいなことはもうすべきじゃない、などと考えを縛らずに、愛を与えてあげてください」
「誰でも、一生、愛がほしいんですよ」などなど、先輩方からいくつも声がかかりました。みなさん、具体的なご自分の経験から話してくださるので、いちいち説得力があります。
 

 そう、人は愛されたい。でも、親の自分が、どれだけそのことに気づいているか。どれだけ愛されることが上手か。そう問いかけてみると。。。わたしたち、たぶん、一生、もっと愛されるよう、心を開く練習を続けていくのでしょう。愛され上手さんて、いないものです。たいていは、「わたしが良いと言ったときだけ、わたしが良いと言うやり方で、ちょっとだけ愛を見せてくれればいいから」という態度で生きているのですね。

 「あなたの好きなやり方で、ぞんぶんにわたしを愛してください。いつも愛してください」と言える、真に許容力のある心を持ちたいものです。「愛させてあげる、真の愛」を持ちたいものです。ならば、お子さんにも、そんな心を育ててもらいたいですね。育てる手助けを、親がしてあげたいですね。「もっとママを抱きしめていいよ。もっとママを愛していいよ」「愛の表現にはたくさんのやり方があるのよ。なんでも試していいのよ」と示してあげることで。

 わたしたちは、愛されることを学びたいのだし、また、思い切り愛する、ということもしたいのです。
 

 自分自身と親の関係を考えてもそうではないでしょうか。「親が愛してくれなかった」という悲嘆は、「親を精一杯愛したかったのに、愛を表現したかったのに、母はヒステリーばかり起こしてそれをさせてくれませんでした」というような悲しみと、同義語です。

 

 そんな話から、自分と親との関係が、いかに子どもへの対し方に影響しているか、という話題に入り、「子どもを怒鳴ってしまったときに、ああっ、しまったっ! と自分を責めてしまう」という発言も数人から出ました。

 そのときに、ひとりのお母さん、「わたしが声をあげたとき、この子、おかしそうに笑ったんですよ。それで、ああ、この子はわかってるんだ。それに、わたしを受け入れてくれてるんだ、と思ったんです」。

 この発言に、参加者全員、癒されました。ああ、そうだったのか。自分は、子どもを受け入れようとしているのじゃなくて、子どもに受け入れられたいと願っていたのだったのか。そう言えばこの子もあのとき・・・。みなさん、「受け入れられていた」「ゆるされていた」なのに「見逃していた」「逆に笑われたと感じていた」などという場面を、次々に思い出していらっしゃいました。 
 

 その他にも、テーマはたくさんありました。

*前回で話したことがどんなふうに日常に生かされたかの分かち合い。

*グラウンディングのしかた。お子さんをグラウンディングしてあげることも含めて。

*ネガティブ思考を手放すには、ポジティブ思考も手放すこと。わたしたちは、何も抱えている必要はない。

*自分の親との関係を癒す(=ゆるす)ことが、自分の子どもとの関係を育むひとつの鍵。

*バイリンガルの子どもの世界と、英語と日本語のニュアンスの違いについて。

 以上については、また機会があったら順次ご報告していきたいと思っています。それから、まだ他にもいろいろあったような気がします。
参加者のみなさん、コメントよろしくお願いします。

 

「わたしは、子どもが赤ん坊の頃、ノイローゼになるほど苦しみました。ニューヨークに引っ越してきたばかりで産み、夫は仕事三昧だし、誰にも話せる人がいなくて、とてもつらかった。みなさんは、こういう場があって、ほんとうに幸せですね。そのことをよく噛み締めてくださいね」とおっしゃってくださった先輩ママに、特にいちばんフレッシュな、生後二ヶ月ベイビーのママ、やわらかい笑顔でうなずいていらっしゃいました。 
 

 ママたちは、それぞれの発見と課題(特に、自分と親との関係、もしくは自分と夫との関係)を持って、お子様たちは、二時間のうちにすっかり仲良くなってお遊び。誰もが去り難い思いで、また来月のクラスを楽しみに、さよならしました。

 わたしも、これから一ヶ月、毎日、参加者おひとりおひとりと、そのお子さんたちの愛と発見の連続を祈らずにはいられないだろうと思わずにいられませんでした。来月は、お子さんたちだけではなく、わたしたちももっと成長しているのでしょうね.

 

 
  志保さん、永保子さん、どうもありがとうございました。

 
                         香咲弥須子

 

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