CRSじゃない会レポート 香咲弥須子

2/2/2012

第三回じゃない会は、中学生、高校生をお持ちのお母様方も参加してくださり(永保子さんのご長男とご長女は大学生ですが・・・)ああなるほど!というお話をたくさん聞かせていただきました。

 


いつものように、心を鎮め、その場のエネルギーをリセットすることの大切さや、そのためのツール(グラウンディング、神さまの呼吸、相手のスピリットにハロー!を送る、等)を確認してのクラスでした。

 


まず、うれしかったのは、前回「日本人ですもの。アメリカ人たちのように、もう大きくなった子どもを抱きしめたりなど恥ずかしくてとてもできない」とおっしゃっていたママが、「娘を、お帰り~、待ってたよ~、と力いっぱいハグしたら、娘がほんとうに喜んでくれて」とご報告してくださったことです。

わたしたちは、恥ずかしいとか、それはわたしの流儀じゃないとか、TPOを考えてとか、いろいろな理由をつけて、愛情表現を抑えてしまう、ということをしょっちゅうしているのかもしれません。ハグしたい、と思っても、その数秒を惜しんで「ま、いいか」としてしまうこともあるでしょうし、もうひとこと声をかけたい、という気持ちを、忙しい心のなかの思考の渦に紛れ込ませてしまったり、ということもありますね。

大人同士でもそうですが、そういう大人のやり方をよく見ているのは、やっぱり、鋭いお子さんたちなのですね。

ききわけのないことをするのは、実は親が都合で動いていることをよくわかっていて、わざと反抗してみることで、親に、愛に戻るチャンスを与えてくれているのでしょう。

 


このクラスにいらっしゃるときに、お子さんが、泣いてぐずって、行きたくないと抵抗し、どうしよう、タクシー使えばいいかしら、どうしたら連れていかれるかしら、とあれこれと思いめぐらしたママは、途中で、どうやって連れていこうということじゃない、わわたしがほんとうに行きたい、という思いにフォーカスしよう、と気持ちを切り替えて、その結果、無事に参加できたとお話くださいました。

葛藤があるとき、どうしたらこの人が「気持ちを変えてくれるかしら」「違う行動をとってくれるかしら」「性格を直してくれるかしら」などと思いがちですが、そして特に相手が子どもだと、コントロールしねじ伏せてしまおうとする方向に暴走しがちですが、エネルギーに敏感で素直な反応を見せてくれるお子さんにこそ、それをやめて、「ママは行きたいの。一緒に行ってくれる?」と敬意を込めてお願いする、「でももちろん、あなたの気持ちをないがしろにするつもりはないのよ」という思いも含めてお願いする、という姿勢を、お子さんと共有することで、お子さんのなかにも、そのように人とコミュニケートできるのだという自信が育っていくのではないでしょうか。

 


おつきあいが難しいなと思う相手とは、例外なく、自分が「このような人」と決めつけている人です。わたしの父は~だから。お姑さんてこういう人なの。うちの子はこういうだめなところがあって。そのように決めつけた人に、自分は、心を開いて信頼することができません。相手からしてみれば、近づきたくてもできないのです。人生に現れる人とは、誰も、「わたしを信頼してください」「あなたを愛するために、あなたの元にやってきました」と告げてくれる人です。その愛を、お子様とご一緒に、どんどん受け取っていらっしゃったら素敵ですね。世界中の人から、どんどん愛を受け取る人に、お子様たちが育ったらいいですね。

 


人はみな、いかなる意味でも平等だということをご家族で確認していくのは、とても大事ではないでしょうか。親は、どうしても、「あんなふうにはなってほしくない」「安全と繁栄を手にしてほしい」と願うものかもしれませんし、「お姉ちゃんのできることを弟はできない」とか「長男に比べて次男は」と子どもたちをつい比べてしまうこともあるのかもしれませんけれども、そこにこそ、

大きな学びと奇跡を見るチャンスがひそんでいるような気がします。

 


お会いすると、どのお子さんも、完璧な強さとやさしさ、繊細さと知性を持って生まれていらっしゃったことがよくわかります。それを受け止めて差し上げてさえいれば、お子さんは、たくましく、豊かに、親の考える「しあわせ」をはるかに超えたしあわせを見せてくれます。この世のさまざまな道具、時代の特徴、それぞれのキャラクターなどを使って、しあわせという絵を、びっくりするほど達者な筆と色とラインで披露してくれます。それを「自分の狭い考えや目先の都合で邪魔しないよう、ママをしっかり支えていてね」とお願いするのもいいかもしれません。

自分の親との関係も同様です。親は、親の考え、世界観を、子どもである自分に投影し、押し付けようとしたかもしれませんが、わたしたちは、親の想像をはるかに超えたしあわせに到達しているのではないでしょうか。それを、両親に、ありがとう、あなたの愛がこんなふうに育ちました、と見せてさしあげればよいのではないでしょうか。

しあわせというのは、「よかった、計画通りにうまくいった」ということではなく、常に、「想像を超えた喜び」ではないかと思うのです。

 


今回は、初めてご参加の方々もご一緒に、妻が母親になっていくのと夫が父親になっていくテンポの違い、や、父と息子の関係のこと、さらには、新鮮な野菜を子どもたちとたくさん食べる楽しい工夫、等々、子育ての細部をいろいろ教えていただき、いつも以上に話題盛りだくさんのクラスとなりました(そんなわけでレポートに漏れているお話がたくさんあります)。

 


ありがとうございました。

香咲弥須子

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