目黒レポート 小泉晴美 渡辺美智恵

4/22/2013

今回は、毎回ご参加くださっているAさん、そして治療師の男性Bさんと4名で、とてもフランクな「じゃない会」でした。

 

子どもとの関係だけではなく、飼っているペットとのコミュニケーションや、男性目線でのお話を聞くことができ、各々の気づきがありました。
 

 

いつものように、グラウンディングをして、胸の中心から大きく広がる光を部屋いっぱいに行き渡らせ、お互いをふんわりと包んでいきました。

 

私たちは、愛されているので、守られ、安心して、お互いの奇跡を差し出し、受け取り、分かち合えることを、存分に感じてから、瞑想から出ました。

 

晴美

Aさんから近況をシェアしていただけますか?
 

 

Aさん

 

最近、仔犬を迎えて、家族の関係が変わってきました。

 

初めてペットを飼うので、本で得た知識で仔犬を躾ようとしたけれど、全然いうことをきいてくれず、逆に泣き叫ぶような感じなので、落ち着いて、人間と同じく、「愛してるんだよ」とコミュニケーションをとりながら教えてみると、言うことを聞いてくれて、無駄吠えをしなくなりました。

 

他の動物もそうだと思うんですけど、動物はすごく反応が早い。動物は、「あなたのことは許さない」ってことは無いし、自分の欲望を素直に出して、受け入れてもらえればすごく喜ぶし、それがすごくわかりやすく、いい勉強になります。

 

飼い始めてから、絨毯は汚されるし、外出はできないし、学校の役員を引き受け、私生活も忙しいのが重なって、顔もいつ洗ったのか・・みたな感じで、コースのワークもできないし・・って感じなんですけど、でもやっぱりそれを上回るものを見せてくれるというか、すごくいいですね。

 

いろいろ問題はあるけど、これからも、コースの考え方を使いながら、仔犬ともコミュニケーションしていきたい。

 

けど、赤ちゃんが来たようなものなので、娘が嫉妬しています。娘を叱ると、「仔犬のことばかりで私のことなんか可愛くないんだ」と赤ちゃん返りのようなこともあったし、宿題も何もせず、可愛がられるだけの仔犬と自分を比べて、いろいろ思うこともあるみたいです。仔犬がキッチンに入らないように柵をしているのですが、私がその柵を閉め忘れたとき「私にはやれって言うのに、ママだって出来てないじゃない」みたいな、一段上の反抗みたいなものが出てきて・・。夫婦としては、それを狙って飼っているようなところもあるので、それはいいんですけど、このように家族の変化した関係をこれからどう持っていくかが課題かな・・と思っています。
 

 

晴美

 

新たな環境をうけ入れて、ゆるしのレッスンですね。
 

 

美智恵

 

動物って無条件の愛を教えてくれますよね。 

 

言葉や会話があるわけでもないのに、伝えてくれるものがたくさんあって、人間よりも、動物とのコミュニケーションのほうが、ストレートに愛を見れることが多いですよね。動物は自分の気持ちを隠さないので、オープンさを感じるし、こちらを受け入れてもらえたという安堵感も、信頼という癒しですよね。
 

 

Aさん

 

そう、無防備に寝ているその姿にも癒されます。

 

最初はブラッシングでも、仔犬がからだを硬くしてすごく力を入れてたのが、委ねてくれるようになって、受け入れてもらって、感謝です。

 

人間は言葉があるから、言ってることの奥を見なきゃならなかったりしますが、動物には無いですよね。ただ、感じるだけで・・。
 

 

美智恵

 

お子さんがワンちゃんと接していての変化はどうですか?
 

 

Aさん

 

一人っ子なので、家の中で味方ができたって感じですね。暇だったら一緒に遊べるし、犬がいることで、学校や、学校外の人とかも、また違うコミュニケーションをとったりとか、世界が広がって、頼もしくなってきたんですけど、反抗も強くなってきて、親の矛盾をついてくることが、だんだん出てきた。
 

 

晴美

 

我が家でも姉妹間で、「お姉ちゃんはオッケーなのに、なんで私はダメなの!」という様に、ドキッとするような発言を聞くことになることがあります(笑)
 

 

Aさん

 

ちょっと意地悪して抓ったりとか、力加減がわからず、仔犬が粗相しないように、ぎゅっと押さえたりとかするので、「もう少し優しくしてあげて」とお願いすると、「ママは私に優しくしてくれないのに、なんでワンちゃんには優しくしてあげてとか言ってんの」とか(笑)

 

だから、犬を褒めたあとには、娘も褒めてあげないといけないし、なんか忙しい・・みたいな(笑)

 

学校の担任の先生曰く、小学三年生くらいは、正義感をすごく出す時期で、親の都合とかを考えないというか、人間の汚いところを見始めているらしく、まさに、そこをすごく突いてきます。

 

私も、いっぱいいっぱいなところがあるから、あとから、あの時ああ言っちゃったけど、ああしておけばよかった。てことの繰り返し。仔犬が入らないようにしている、キッチンの柵を開けっぱなしにしてしまったとき、素直に「あぁ、ごめんね、ママも失敗しちゃった」って言えればよかったのに、「何言ってるの!ママはね・・」と言い訳をやってから、あぁぁ。。と気づき・・(笑)
 

 

晴美

 

心が鍛えられますね。
 

 

美智恵

 

親が自分の失敗を認めて、「ごめんね」と謝ると、子どもも「いいよ」って、すごく優しく、条件無しで許してくれたりしますよね。
 

 

Aさん

 

いかに自分のミスを認められるか・・、それは他のことでもそうで、学校の役員の仕事でも、ミスをしたときに言い訳する自分がいるんですね。

 

だけど、そのときに必ず「あ、ごめんなさい」って素直に謝る人がいて、あぁ、そうだよね・・って見せられるから、いかにミスしまくりの自分を出せるかみたいな・・
 

 

晴美

 

素直に謝れるって素敵ですね。先ほどの動物ですが、うちではウサギを飼っいて、触れただけで温もりに癒されたりします。動物っていいですよね。
 

 

美智恵

 

心の拠りどころのようになって、そこで癒されてることもありますね。人間には心を開くことが難しく感じても、ペットには簡単に心開けて、そこから自分の愛の大きさ、深さを知って、それがどんどん広がっていくのを感じられたりもね。

 



 

 

Aさん

 

仕草がまだ赤ちゃんなので、本当に可愛くて、抱きしめたくなるんですけど、躾としては抱いてはいけないんです。意味も無く触ったり、話しかけたりしちゃいけない、というルールがあって、だけど触りたくなっちゃいますよね。そこでいつも、どっちが本当なんだろうといちいち考えてしまいます。

 

指示を出して、お座りだとかができたら触る、ということをして、「常に人間が上なんだ」ということを示す。それに従うのが犬の習性だし、そのほうが犬がラクなんだそうです。犬は、自分がリーダーにならなきゃいけないのはすごく大変らしいので。
 

 

美智恵

 

犬の躾で人間のエゴを感じるということだけど、人間に従うことが、犬のラクで幸せな生き方だとしたら、そこに添ってあげるのも愛ですよね。

 

迷いとか罪悪感を感じながらやってると、わんちゃんにも伝わってしまうから、先に言ってくださったように、愛を伝えながら躾けていけばいいんですよね。

 

 

Aさん

 

いろんな躾のやり方があって、そのやり方一つ一つが、私がいいと思えないと、やってても気まずい。

 

だから全然言うこと聞かないし、逆に悪くなったりするんだけど、このやり方が好きだな・・というのがあると、素直に従ってくれることもあります。

 

子ども一人くらいだと、時間にも余裕があるし、コースを適用してみようってできるけど、仔犬がきて、いっぱいいっぱいで、もうそんなことも出来ないし、寝る前や明け方目を覚ましたときに、「そういえば、もう何日もワークやってない」ってちょっと凹んでいくようなことがあるんですけど、皆さんお忙しい時にはどうしていらっしゃるんですか?男の人は、自分の時間って作りやすいですよね。

 

私は家族が起きてくる前に起きて、30分位はワークをやりたいし、やろうとするんですけど、娘も一緒に起きてくるんです。だから出来なくって、そのままダラダラで・・

 

Bさん

 

僕は、レッスンと日常生活の境目がないかもしれない。

 

朝、職場でスタッフが来る前の時間が僕の大事な時間。そういう時間を、作らないと無いので作ります。

 

それが僕にとっての重要なワークになってます。朝に、ちゃんとやると一日の仕事の内容だったり、伝わってくるもの、こちらから伝えるものが変わってきて気持ちいい循環があります。
 

 

美智恵

 

私もAさんと同じように、朝早く起きて、一日の始まりにワークブックを読んでいました。でも、これ読んだらお弁当作んなくちゃ、そろそろ朝ごはん、あと何分したら子どもを起こさなきゃ、とか、そんなふうにワークにしっかり心を合わせられませんでした。でもとにかくワークに向き合う、読む、ということはできたけれど、ちゃんと読めていないんじゃないか、イコール実践できていないんじゃないか、という罪悪感が残っていました。365が終わって、2回目のレッスンに入った今は、一通り家事が終わり、子ども達を送り出してから、ゆっくりと落ち着いて取り組んでもいいかな、と、レッスンに時間をかけてやってます。例えば、朝10時にワークブックに取り掛かることができたら、そこから24時間が私のレッスンの時間、というふうに。朝、目が覚めたら、まずホーリースピリットにご挨拶して、ワークブックはあとで落ち着いてからでも。

 

Aさん

 

そう、その罪悪感がすごくあって・・。例えばレッスン60まで進んでいたのに、止まっちゃってた場合、どこから始めればいいんですか?

 

晴美

 

止まってたところから始めればいいですよね。先に進まれても、復習復習で繰り返しですから。

 

罪悪感を手放して、進んでいければいいですよね。

 

実生活の中で常に、ワークの題材があるわけじゃないですか。子どもを通したり、道ですれ違う人だったり。ワークはやったほうがいいに越したことはないけど、生活の中でどんだけ生かすかってことが重要ですからね。

 

 

環境が変わり、日常生活を通して、ご自分の心に向き合って、レッスンをされていらっしゃるんですね。

 

Aさん

 

そうですね。やってないと言いつつ、やってるんですよね。
 

 

Bさん

 

先日、母から、息子の写真を送ってもらいたいと依頼されて、携帯の写真を添付しようと探したら、僕と息子が写っている写真だけ、何故か無いんです。その2~3日ぐらい前に、息子が僕の携帯をいじりながら、思春期だから恥ずかしいんでしょう、「お父さん、この写真、もう消していい?」・「消しちゃだめだよ」って言うやりとりがあったので、僕の中でイメージで、「あいつ、消したな」って思い込んじゃって、エゴの罠にはまってるわけ。「消すのはいいんだけど、黙って消すのはいかん」ていうことを息子に言いたくて、「○○君、聞きたいことがあるんだけど。この間携帯いじってたけど、何やってたの?」「いや何も。ただいじってただけだよ」「写真がないんだけど、どうしたの?」「そんなの僕知らないよ」「いやいや待て、そんなのおかしいだろ。なんで無いの?」とやっていたら、だんだん息子も「知らないよ!」とムッとしてくるわけです。そんな押し問答で、家の中の空気も悪くなり、「おかしいよなぁ・・」なんて疑いながら携帯をいじっていたら、何故か写真が出てきた。本当に久しぶりに血の気が引いたのを、奥さんが見逃さず、「あなた、今表情変わったよね」と、娘からも「ちょっと、この雰囲気どうするの?」と家族からブーイングでした。息子に「どうしよう・・ほんと、ゴメンナサイ」と謝って、なんか言わなきゃと思って「お父さんは今、間違いをしました。いつ謝るんですか?今でしょう!」(注釈:「今でしょう!」というのは、日本の有名予備校の講師がCMで言う、ちょっとした流行語です(笑))って言っても、誰も笑わない。飼っている猫もすーっと居なくなる。「父をどうしたら許してくれる?」というと息子は、「もう、いいよ」と言ってくれるんだけど、奥さんと娘が便乗してきて「アイスクリームでも買ってきなさいよ」と。「なんで、君達に言われなきゃなんないかな」と言うと、息子が、「お父さん、僕アイス食べたいな」僕、「はい喜んで!」と買ってきたけど、まだ僕の気が収まらない。「どうしよう、父はまだ気がすまない」と、こうなったら押し付けになってしまって(笑)

 

でも、子どもって、さっきも美智恵さんがおっしゃってたけど、優しいし、許してくれるじゃないですか。こっちより寛容なんですよね。で、収まらない、どうしようもない父に、彼の優しさだと思うんですけど、「じゃあお父さん、マッサージやってほしいな」って言ってくれて、一生懸命マッサージをやらせてもらったんです。

 

レッスン15の「私の思いは私のイメージでできています」という、「あぁ、あいつ携帯消した」というイメージでいっちゃったんです。

 

晴美

 

思春期の子どもがそんな態度をとったのはショックのようにも感じますが、それも家族のコミュニケーションとして、お父さんに表現できたという、素晴らしいギフトのように思います。我が家の上の子も中学受験を終えた時、とても態度が悪く感じたことがあります。こうであってほしいという親の勝手なエゴを見ながら「信頼していいんだよ」ということをギフトでもらったような気がして、とても鍛えられました。そんなことで動じない、愛しかないわけですし。信頼してるからこそお互いに表現できるとういう、かけがえのない経験をされたのだと私は思います。

 

Bさん

 

後日談があって、次の日の朝、患者さんである、男の子二人のお母さんが、いつになく疲れている様子だったので、自分の話をしたくなって、さっきと同じようなことを話したんです。そのお母さんは、兄弟ゲンカがあると、長男のことばかり怒ってしまうらしく、「僕じゃない!」って言う長男に、「お兄ちゃんなんだからちゃんとやりなさい!」と言ってしまい、お兄ちゃんは、しぶしぶ諦める。お母さんはそれがずっと気がかりでいたようで、「私はまだ、お兄ちゃんに謝ってない」って涙ぐまれて・・。「私は親だから、忙しいから」っていうのが誰にでもあるじゃないですか。だから、そんなのは、とっぱらちゃって「ハグしたり、耳掻きでもしてあげたら?」と、そうするとやっぱり、患者さんもラクになるんですよね。帰るときにはすごくいい笑顔になってる。患者さんの役に立ててよかったな・・って思いましたね。

 

Aさん

 

全ては罪悪感ですね。自分で気づければ訂正できるけど、誰かが話して見せてくれるまで、気づかなかったかったりもしますよね。

 

Bさんは、その患者さんにお話をするために、前の日の経験があったんですね。

 

Bさん

 

そう。どこでどう、その経験が役に立つかわからないってことです。

 

晴美

 

本当に自分の経験が宝だなと思いますね。そして分かち合うことによって気づきが深まりますね。
 

 

美智恵

 

子どもに素直に謝るってなかなか出来なかったりするけど、間違いを認めて和解ができて、正されて、やっと、お互いが癒されたってこと、ありますよね。

 

お父さんの誇りの仕事でもある、マッサージで和解しようだなんて、息子さんの優しさや、寛容さも同時に見れて、嬉しいです。

 

Aさん

 

そうですよね。やっぱり息子さんにとっては、「お父さんが、僕にきちんと謝ってくれた」というのがすごく宝になっていると思う。ホント素敵。

 

Bさん

 

小さいときは子どもたちが、出窓から手を振ってくれたけど、中学に入ってからはなかなか無い。たまに出窓を見て、今日は居ないなぁ・・と思ったりしていたある日、レーザーポインターがピピと当たった。何かな・・?と思ったら、息子が見送ってくれていた。泣きそうになった。そうやって子どもも返してくれる。親も、ちゃんとやらなきゃダメですよね。

 

晴美

 

母親って常に、日常で子どもと一緒に居て、言うことや伝えることが多かったりすると、「言い過ぎちゃった・・」っていうことの訂正がよくあります。今更、謝りづらかったり。。。

 

Aさん

 

主導権を常に握ってて、上にいなきゃいけない、というのがあるから、謝れない。

 

Bさん

 

父親目線で見ていて、母親は大変だろうな・・と思うときはたくさんあります。主婦業ってエンドレスじゃないですか。僕なんかは、休みの日があって、そこで切り替えができるわけですけど、女性って無いでしょう。常にエンドレス・・そういうのがあって、奥さんに頭があがらないんでしょうね。男って。どっかで申し訳ないって気持ちがあるんですよ。

 

朝ご飯作って、弁当作って、学校のPTAとかいろんな人の思いがある中で立ち振る舞って・・

 

男は仕事だから出来るってとこあるじゃないですか。見返りがあったり、仕事だと割り切っていうとこがあるけど、女性って、それがないでしょ。

 

誰に評価されるわけじゃないし、それがお金になる訳じゃないし、それをやってるっていうのはやっぱり、突き詰めていくと、愛。

 

それはすごいな・・と思います。
 

 

晴美

 

Bさんがそう言ってくださることで、うちの主人から聞けなくても癒されます。(笑)
 

 

美智恵

 

Bさんは、奥様に対して感謝の表現はされているんですよね。

 

Bさん

 

しますよ。照れ隠しだと思うけど、奥さんは聞き流す感じですが。

 

Aさん

 

でも嬉しいと思いますよ。ほとんどの女性は言われてないと思います。
 

 

晴美

 

香咲先生が以前、「結婚相手とは、何かを得るためにいるのではなくて、与えるためにそこに居てくれている」とおっしゃっていらしたそうです。

 

心がけたいですね。
 

 

Aさん

 

洗濯とか、家事だって、与えてることと一緒ですよね。

 

美智恵

 

そうですね。心地よさや安らぎを与えていますよね。

 

でも私たち主婦は、お金を稼いでいない、養ってもらっている、という変な罪悪感を無意識に、感じていることありませんか?

 

Aさん

 

あぁ、ありますね。

 

Bさん

 

うちは、「誰のおかげで仕事ができてるの!?」って言われる(笑)

 

確かに僕は、自由にやらせてもらっています。

 

美智恵

 

奥様、さすがですね(笑)それはごもっとも、でいいのかもしれませんね。

 

Aさん

 

私は今、仕事をしてないんですけど、そうすると、やっぱり、主人のほうは強気というか、「誰がお金を稼いでいるんだ」とまでは言わないけど、それをすごく出す。だからお茶くらい淹れろみたいな感じを出されても言い返せない。

 

私も「誰のおかげで仕事ができてると思ってるの!?」と言ってみたいけど、主人はいじけちゃうかも。

 

Bさん

 

男の人は、そこが最後の砦だから、いじけちゃうのはあるかもしれないですね。

 

晴美

 

先日、主人はお留守番で、私と娘たちは旅行に行ってたんです。我が家では、私と娘の3人でペットの世話の役割を決めてやっていて、主人は全く面倒を見ないんですね。でもやりたくなくても、やらなきゃいけない状況が生まれて、私は「最低限のことしか、やらないだろうな」と思っていたんですが、帰ってびっくり!ちゃんとケージから出して時間になったらケージに入れる、ということまでしてくれて。ウサギちゃんの生活を、ちゃんと守ってくれていました。出来ないという思い込みがあったんですけど、有難かったです。男性としてはどうですか?頼られてるって感じですか?

 

Bさん

 

そうかもしれない。当てにされて嬉しい、みたいな。そこでちょと褒めてあげることですね。そうすると、むちゃくちゃ嬉しい。

 

だから、なんかやってもらったら褒めてあげる、ペットもそうですよね。

 

うちのケースですけど、僕もやっぱり一応男なので「これ、ちょっとやっておいてよ!」と、強めに言われると、やりますけど、心中は「あぁん?」って腑に落ちないところがあるんです。でも「これ、ちょっとやってくれると助かるなぁ」って言われたら「そう?」って喜んでやるわけですよ。言い方一つで、頼られてるって思える。男ってもともと原始時代から、外で狩をしてたわけじゃないですか。獲ってきて食べさせて・・って、「頼られる」って、何か、自分の存在価値みたいなのを感じる。女性には女性の大変さがあって、男性には男性の大変さがある。前回のレポートを見させてもらったとき、美智恵さんが、「男の人は大変ですよね」と、あの一言でどんだけ世の男は乱舞するか(笑)。だから、そういう感じなんですよ。それを、女性がわかってくれて嬉しい。男は外でいろいろありますよ。見せないだけで。

 

Aさん

 

そう言われると褒めてない気がします。

 

美智恵

 

私は頼るということが、なぜ、いいことなのか、わからなかった。頼りたくても、仕事で帰宅は遅く、家に居ないし、忙しく、疲れているのだから負担をかけないことがベストだと思っていて。

 

例えば電球を換えてもらうとか、そんなことだったら、居ないから、当てにしているよりは自分でやってしまったほうが早い、とも思って、結局頼るということをしていない。

 

でも今、お話を聞いていたら、お願いしてみるだけでもいいのかな、って思いました。そしてもしやってくれたら「助かっちゃった」と正直に感謝したり、やってもらえなくても、「聞いてくれてありがとう」という気持ちになれそう。

 

Aさん

 

私も頼みたいことがいっぱいあって、それこそ電球換えてとか言うけど、そうすると「はぁ?」みたいな面倒くさそうな態度をとられると、言わないほうがいいと思っちゃう。

 

Bさん

 

全て求めてしまうとダメだと思うんですね。その内の1個か2個やってくれたら、それに対して「助かった、ありがとう」って言うと、多分、その1個が、2つ3つと増えていくんですよ。

 

晴美

 

主人はペットの世話を「やらない」と決めているんです。たまには気づいたらやってほしいと思ってしまう私もいます。主人の、自分がやったら、私たちがやらなくなるんじゃないか、という恐れ、私の期待、ペットを通して、互いの学び、家族の助け合いを経験させてもらいました。思いがけない気づきでした。

 

Aさん

 

男の人のほうが、ペットに優しかったりしますよね。躾のしかたとかも。

 

美智恵

 

普段、あまり見せようとしない優しさとかを、ペットと接している姿を通して見ることができますよね。「あぁ、やっぱり、こういう優しさを持っている人なんだな・・」と。娘たちへの優しさよりも、飼い猫への優しさのほうが明らかに温度が高そうだとか(笑) 

 

でもそういう姿を見せてもらうと、飼い猫にも主人にも、ありがたい思いが出てくるんですよね。

 

Aさん

 

やっぱり無償の愛には、無償の愛で返していくんですね。

 

美智恵

 

そう、それを見せてくれているんだな・・と思いますよね。人間はいろいろ条件をつけて、それに見合った分しか愛さない、みたいなことをやってしまいますけど。

 

Aさん

 

考えると、動物から教わることっていっぱいあるんですよね。

 

子どもがペットにヤキモチやくことってないですか?

 

晴美

 

Aさんのお子さんは、本当に兄弟ができたって感じではないかしら。

 

美智恵

 

ペットが自分を頼ってきたり、なついていることがわかると、守ってあげたいという気持ちが芽生えたり、愛を注ぐということを、自然とするようになる。子供たちは、そんなふうに成長していく。これからだと思う。

 

Aさん

 

これからですね。

 

まだ小さいから仔犬がじゃれ付いてきても「噛んだ、噛んだ!」と過剰反応するんで。

 

美智恵

 

動物のあま噛みが、愛情表現だと理解するときもくると思うし、そういうことを、理解して許して受け入れていく、ということを学んでいくんだろうな・・と思います。

 

Aさん

 

娘が私に怒られて凹んでると、犬が娘のところに行くんですよね。大丈夫?って。それで、娘は犬に「ママは、私のことばかり怒って・・」って言うんですよ。

 

Bさん

 

今までは、それを言える相手がいなかったですもんね。

 

晴美

 

下の娘は、家族みんなから、注目を浴びる機会が多いんですね。以前、父が冗談で、「ママ、赤ちゃん生まれるかもよ」と、からかったら、機嫌を悪くしていたようです。動物や小さな子どもも好きで、自分でお世話もしたいんですが、外出中に私が赤ちゃんや小さな子に手を振ったり、話しかけたりすると、時に、嫌がったりもしますね。(笑)

 

Aさん

 

あるかもしれないですね。何歳になってもそうなんですね。

 

Bさん

 

子どもが母に対する愛情ってすごいですよね。親父目線で見るとよくわかるんです。子と母、どんなに揉めてても、十月十日お腹の中で育んできた絆というものに、男は敵わないな・・と思いますね。

 

家族は最高の学び舎。あらゆる要素が含まれている。その中で、ACIMのレッスンというのが、ものすごい生かされるんですよ。実践しなきゃ意味ないじゃないですか。ちゃんとホーリースピリットが、課題を持ってきてくれる。

 

Aさん

 

ほんとそうですよね。そこさえクリアできれば全てがクリアできる。

 

美智恵

 

家族という、特別性の関係をおわらせることによって、父親と息子であっても、夫と妻であっても、同じ立ち位置でコミュニケーションができるようになりますよね。

 

Aさん

 

ただその、特別性の関係を見ないで、いかに子どもを、ペットを育てるという、そこが難しい。どうしても自分の言うことを聞いてもらうためには、自分を上に立たせなきゃいけない、みたいのがすごくあるじゃないですか。それをどう見せていくか、あまり低く見せてもいけないし、そこがすごく難しい。

 

Bさん

 

うちの奥さんも、「私は母親だから、今それを教えないと」とかあるんだけど、「その大元になる考えって、なんだと思う?突き詰めていくとすべて恐れなわけよね。」と奥さんに話したんです。今これを教えておかないと、どうかなるとか、とんでもない大人になるんじゃないか、とか、余計な考えがあるんです。それってもう、恐れだけでしょ。子どもはちゃんと転んでも、立ち上がるんだから、見てればいい。助けを求められたら、そこから考えればいいしね、っていう話をするんです。そう言うと奥さんなりに考えるわけですよね。

 

以前、息子とよく揉めていて、今でも揉めることはあるけど、以前と内容が違うんですよ。うちの奥さんもそこで学んで、そうすると僕もラクなんです。平和でいられる。

 

晴美

 

我が家も家族が多く、大勢の中で自分の立ち位置を守ってみたり、攻撃しそうになったこともあります。母として、妻として、妹として。。でもあるとき、そんなことしても無駄なんだな、私がそんなふうに立ち振る舞う、私の心の訂正だなと。「もう委ねます。ありのままを受け入れます。」と思っていたら、子どもから優しい思いやりのある言葉を聞ける日がありました。日々の日常、経験を通して、学んでいく、落ちていく、ありのままを受け入れていきたいですね。

 

今回の主題は、動物から愛を学ぶ、という、意外なものとなりました。

 

動物との無償のコミュニケーションをシェアしあって感じたことは、愛には、人間と動物という分類などなく、人間同士においても、年齢や性別などもないんだなぁ、ということを改めてしみじみ感じました。この感じこそが、ワンネスなのかなぁと、経験させていただきました。

 

いつも「じゃない会」のシェアをリードしてくださるAさん、男性としての正直な思いを、楽しくシェアしてくださるBさん、どうもありがとうございました。

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