CRSレポート 小野永保子 坂本悦子

今回は、Makiko Methodで知られる、岡牧子さんがいらして下さり、今、取り組んでいらっしゃるGAPSを中心にお話を伺う会になりました。

(誘導瞑想)

牧子さん

私は元々ダンサーだったのですが、体を使って心の中を見ていくというカウンセリングをしています。体というツールをどう生かすかをポイントとしていて、心と体がピタッと合う時、地に足が着き、心が満たされていくと考えています。現在は、GAPS(Gut and Psychology Syndorome)という自閉症、ADD、アトピー、免疫系疾患のある方達のための食事療法と、心と体を通じたカウンセリングに力を入れています。

永保子 今日の瞑想は、自分の中にあるどんな思いも隠さなくて大丈夫だというものでした。内側にあるエゴを、そろそろとでも見ていくということですが、私たちの目や喉や手足などの身体は、光と共に使われてはじめて愛を分かち合うということも瞑想の中にありました。身体は本当の自分とつながった時に光を放つ愛の道具だという点も共通していますね。

牧子さん

私は具体的には、足できちんと立ったらどんな感覚になるかという事を伝えています。姿勢が悪い人は、地球から来ているエネルギーを受け入れていないので、ちゃんと立てません。精神力を保つには体力が必要だと私は考えます。体力がないと何かをしようと思っても体に力が入らないから、何かをしようという気力が起こらないのです。自由を求めているのに、自由になった時にすぐに不安になってしまうのは、心の強さがないからだと思います。親が綺麗ごとを子供たちに押し付けている時に、体に支障が出ることがあります。また、身体的ハンディーがあると、社会の隅の方に押しやられたり、いじめが起こったりしますが、みんな普通なのだと教え合わなければならないのですね。そうすると、何か出来ない事がある時に、みんなが助け合っていけるようになるはずです。 子供たちに幸せになってもらいたいと思うなら、お母さんとお父さんの意識が変わって、お父さんお母さん自身が幸せになれば、その周りにいるおじいちゃんや、おばあちゃんも幸せになります。一人変わると、びっくりするぐらい周りも変わっていきます。

永保子

お父さん、お母さんの意識をどういう風に変えるか、その辺りをどう考えていらっしゃいますか?

牧子さん

まず、体の細胞の質から変えます。体が変わると、ちゃんと立てるようになってくるし、今まで自信がなかったのが、自信もついてきます。人生に起きる問題、ストレスに対する許容量が増えてきて、小さい事がどうでも良くなってくると、その分使っていた時間と労力がやりたい事に使っていけるようになります。瞑想では、心の目を開いて、自分のエゴを見ていくということをします。エゴを見て、どうしてそれが過剰なエゴになってしまったかを考えます。中には、エゴが三重ぐらいになっている場合もあって、たとえば、両親との終わっていない感情を見ていくと、自分がお父さんに対してこういう風に思っている事がいけないることがわかります。でも嫌いという感情は好きなだと言う事なんですね。嫌いが好きだと分かるためには、嫌いだと思っている自分が嫌い、ということを解決しないと出来ません。又、それを認めない自分がここにいるので、エゴが3重ぐらいになっています。自分が自分を嫌いという罪悪感に到達するために、食事と姿勢を正すことができ、面白いのは、子供の頃の思い出と食べる物への執着の関係です。

悦子

甘い物が関係するのですか?

牧子さん 3歳ぐらいまでは、砂糖は特に影響すると思います。

永保子

砂糖を控える事は助けになるとして、生活の中で砂糖を排除しなければとなった時の、お母さんの中の恐れと葛藤にはどう向かい合っていらっしゃいますか。

悦子

学校で他の子が食べていたりしますものね。

牧子さん

保育園や幼稚園に入る前にちゃんとした物を食べさせるべきですね。そうすれば自然と食べなくなります。お母さんたちに自信がなさ過ぎると思います。 葛藤があるのは、自分が出来ていない事を子供たちに押し付けている罪悪感があるからです。まずは、体を元に戻すために食事を変えることです。すると自然に、食べると疲れたり、眠くなったり、顔が腫れたりするものを、わざわざ自分から食べようとはしなくなります。

永保子 私は牧子さんに初めてお会いしましたが、近づいて来て下さるというより、壁がないような、最初から距離のない温かさを感じます。

悦子

そう、温かいです。でもお会いするまでは、厳しくて、怖くて、大変な人だと聞いてましたよ(笑)牧子さんは、ご自分にはお子さんがいらっしゃらないけれど、子供たちに対しての思いが凄いのです。その原動力はどこから来るのでしょうか。

永保子

真剣になると、ピリッとして恐くなることもあるということではないですか。

牧子さん

怒ってくれる人ってありがたいですよね。相手に対して真剣だったら、怒ると思いますよ。今ね、親も子供を叱る時、疲れているわけです。子供を産んで育てて、毎日大変で休む暇がなく、お母さんは疲れている。でもこの疲れている時にとりあえず何でも良いというような食事の仕方をしていたらもっと疲れます。そして、日本人の悪いところですが、特にお母さんは自分自身の面倒をみてはいけないと思っています。

悦子

そうですね。皆さん後回しにしていますね。

牧子さん

自分にお金をかけちゃいけないとか、休んじゃいけないと思っていますが、休んでもらった方が、ありがたいという事実がある事をお母さんたちは知った方がいいです。

永保子

そうですね。母親は子供に全てを注ぎ込んでいるうちに、犠牲になっているように思ってしまいがちですが、自分自身も同じように見守られて大切にされているということに思いが至ると、手伝ってもらうことをお願いしたり、頑張りすぎないで休むことを自分で自分にゆるすことができますよね。

悦子

自分の楽しいことをやってみたり、お母さんとして全部やらなくてはと縛らなくてもいいですね。

永保子

罪悪感を手放すという事に関して Aさんはどう捉えていらっしゃいますか?

牧子さん

私が今取り組んでいるGAPSで、これを始めた第一人者の先生は、罪悪感をとるのか、そのままずっとギルトを背負っていくのかを決めるしかないと言っています。ギルトを背負ったままいるのか、それともギルトを置いて、とにかく子供のことを考えて始めるかのどっちですかという事です。お母さんがギルトで固まっている間に、子供の状態が進んでいけば、お母さんのギルトはもっと増えるでしょう。この先生は、自分の子供が自閉症になったから、そこで自閉症の子供たちを調べてみました。そして、腸の中がおかしいと発見したのです。

永保子

食事は、一つのツールということですか。

牧子さん

凄く有効なツールですね。たとえば、どうして甘いものが欲しくなるかというと、自分を愛してないからです。本当に自分を愛していたら、自分の中で自分の事をリラックスさせる仕方が分かるわけです。だから、食べなくても大丈夫なのです。じょじょにやっていけば、甘い物に頼らなくなります。

悦子

そうですね、一気に全部やろうとすると、そこで気持ちにリバウンドが出てきてしまいます。

牧子さん

じょじょに自信がついて来て、きちんと立てた時と立てない時は、どのくらい自信が違うか分かるようになります。自分が持っているエゴの問題と今の病気の問題は一致します。なぜかというと、自分を信用していなかったり、自分を愛せないということからきているからです。日本人は、テレビやコマーシャルに弱いでしょう。テレビでこの方法がいいと言ったら、それをやれば、それでいいと思ってしまうところがあります。自分を感じていないから、そういうコマーシャルに弱いのです。何が本当だか感じられない鈍感な体になっているので、何が本当に自分にとっていいのか、もっと自分で感じられないといけないですね、感じられないと、自分がやりたいことがあるのに、どうしたらいいかも分からないので、次のステップに進めません。鈍感になっているから、人のことを感じられないし、感じてあげられないのです。

悦子

代々続いている日本人の曖昧さが罪悪感を増やしている、抱え込んでいるということですね。

牧子さん

そうそう、雪だるま式に大きくなってきているということです。

永保子

この「じゃない会」も、不安を抱えていたお母さんたちに、自信を持って帰っていただくのが目的です。そのために、心のディレクションをどこに持っていくかという事をお話ししています。良くも悪くも、私のせいで子供がこうなのだということはないと繰り返しお伝えしながら、何にこだわって、恐れや罪悪感を握り締めているのかを見て、手放していけるようお手伝いしているところです。

悦子

一人一人の受け取り方が一番大事になってくると思います。それをどうやって見ていくか、目と心を鍛えるという事です。

牧子さん

変えられるのは、私たちしかいないのですよね。では、過去の事はもういいから、前に向かおうと、今ある問題を見る時に、罪悪感が邪魔をする訳です。何が問題で何を治せば前に進めるのかとみていかなければ前に進めないのです。例えば、子供に症状が出ているなら、お砂糖をやめてみようよと、まずは1週間、始めてみればいいのです。

永保子

問題になっていることの大元の心のこだわりを手放すよりは、やっぱりその問題を抱えている方が良いということですね。

牧子さん

それは人間の習性ですね。心理学的にもそう言われていて、不愉快で居心地の悪い状態を手放すよりは、そのままでいる方が、自分にとって心地よく安心だということです。

永保子

自分自身に戻ってまっすぐに立ってみると、自然と360度に広がって自由でいられるはずなのだけれど、信頼がないので、まだ制限されているほうが安心だということかと思います。生命エネルギーが落ちているから葛藤から抜け出せないというより、あらゆることに面と向かい合えていないのではと思います。

悦子

分かっている事を無視することと同じですね。その状況を分かりながら見ないようにして、心を閉ざしてしまうということですね。

牧子さん

この問題は本当にチームを組んで取り込まないと無理だと思って、この場に参加しました。お産の時に立ち会うための資格をとろうと勉強をした事があるのだけど、お医者さんがひどいなと感じましたね。お母さんたちを脅すのですね。よくそんな事を言う、それはおかしいと思いました。時間刻みでお産を決めているから、そのスケジュールに合わないと、すぐに医療的処置がほどこされるので、子供へのリスクも高まると思います。GAPSでは、常在菌というものをを重視しています。胎児は無菌状態ですが、お母さんの常在菌が犯されてなければ、腸内細菌になる常在菌を受け継ぐことができます。この常在菌が免疫力を高める90%以上の力になります。生命エネルギーは、肉体だから、体力がないと始まりません。

悦子

知っているのと知らないのは、大きく違いますね。

永保子

今日はどうもありがとうございました。次回は11月14日(木)正午からです。

第2週になりますのでお気をつけください。

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