CRSレポート⑦

8/19/2015

CRSクラスレポート 小野なおこ 坂本悦子  (6-2)

 

Bさん  生理前のイライラも少なくなったし、別に暮らしている夫とのことも、夫婦でカウンセリングに行くことになって、ずいぶん気持ちが落ちつきました。でも、自分から夫に連絡を取らないようにしたから、心が落ちついたのではないかと思うと、それが不安です。毎日の生活も、凄く楽になって大分落ちつきました。冬休みの2週間は、私と子供たちだけで、色々予定を入れて過ごしていたら、休みの終わりごろに、何度行っても聞かない5歳の上の子に対してすごくイライラが溜まって、子供を押してしまいました。でも、「押しちゃ駄目だよね、でももう分かる年だからこれからは聞いてね、ごめんね。」と謝れたのは良かったと思います。今日は、アートクラスがあるので、前にペンキで汚した服を出して、「これを着ていってね」って言うと、「ペンキがついているから着ていきたくない」って言い出して。。。そこで私も「自分で付けたんでしょっ」て、イライラして、息子と口論して、「いいかげんにしなさい、そんなに言うと、はったおすよ」って言ったら黙ってしまいました。私は、子供を脅迫してるし、私のイライラが、下の子にも伝染しているなって、気がつきました。そういうときに立ち止まるというのが、前よりは出来るようになってきたと思っていたのですが、久々に爆発してしまい、息子が嫌な気分のまま学校に行くのは嫌だから、バス停で、笑顔で手を振って送りました。

永保子 心が落ちつくことに不安があるから、あえて問題を作ってしまうことが、私たちにはありますね。

悦子  本当に繰り返し繰り返しですね。自分の中でごめんなさいというのもできるようになったし、ここで辞めたいという自分がいるというのは、出来るようになるもう少しのところにきているのだから。そこでグラウンディングを思い出すことの練習ですね。自分でちょっとイライラがきてるなと思ったら、思い出すことで違う空気が体に入ってくるから。

Bさん その余裕のなさで、私はいつもイライラしていると思っていたので、家でやっていた仕事も辞めて、そうしたら大分寝れるようになって。でも今日は息子に対して、自分は本当に小さいなって思いました。

永保子  息子さんが夢中になることを、のびのびとさせてあげたいわよね。ただ、例えば、洋服を汚すたびに、次々と新しい物を買うことはできないんだよって伝えていいと思うのよね。お子さんも、心を観察する練習になるし、そうして、お子さんがどうしたいかを選べたら、5歳のお子さんなりにできることを、見守りながらやってみるのはどうかしら。そこを手抜きして、お母さんが、こうであって欲しいというのをいきなり押し付けても、いつまでも、うまくいかないわよね。

悦子  そう、何でも出来なくてはいけないっていう風に育てるのが一番と思ってしまいがちですね。子供は、その時に没頭して熱中している時間に色々なことをインスピレーションとして受けとっていますから、少し汚くしてもお母さんは臨機応変に対応していければいいですね。がちんがちんにならないように・・。

永保子  習慣を作るのに、少なくとも3週間とか3ヶ月かけてやっていこうと思えると、その積み重ねの中で、身につくことは本当にたくさんあると思うし、お母さんの寄り添う心が、お子さんに沁みこんでいくと思うの。忍耐がいるわよね。それと、洋服のことには、どんなこだわりがありますか?

Bさん  また汚すだろうし、1枚だけ汚れるのはかまわないから、それを着て欲しかった。それなら、好きなようにやってと思って・・。

永保子  もちろん、洋服を大事に扱うことはしたいけれど、人生で洋服を汚さないことが1番大事だと、息子さんに教えたいかですよね。子供は夢中になっている時は、効率では動けないんじゃないかな?どんな気持ちなのか、聞かせてっていうのはどうかしらね?本当は、洋服のことではないのかもよ。子供は自分では気がつかないけれど、お母さんを困らせることで、自分に注意を引いていることもあるわよね。

Bさん  そうかもしれません。昨日の夜、ママと一緒に寝たいってベットにきたので、「いいよ、こっちで寝て」って言ったのですが、下の子も一緒に寝ているし、私も疲れて眠りかけていたところで、息子がもぞもそ動くので、「もういい加減にして」なんて。息子のことをギュッと抱きしめてあげることも出来ないし。

悦子  そこまでいくと、自分でも、大ごとっていう意識が出てくるから、なんとかしなくては、という感情が出てくるよね、その前に何とかしたいわよね。

Bさん  この子、甘えたいんだって、その時は私も分かったのですけど、抱きしめることが出来なかった。下の子には出来るのに・・。

永保子  お兄ちゃんが嫌いで可愛くないと思っている訳じゃないのよね。下のお子さんにまだ手がかかるのと、上のお子さんの、初めての子育てに対する緊張感があるのよね。そういう時は、自分に、体を使って子育てをしなきゃとプレッシャーをかけずに、心と心で繋がるということを思い出したいですね。離れて暮らしているご主人にも、心を繋げて、ハローって、ご挨拶をしたいですね。

Bさん  全部が初めて。上の子が小さいとき、すごく私が気負って、本当に不安で、凄く神経質に育てたと思います。それは大分無くなってきたと思うのですが、でもやっぱりなんでも初めてだから、どこまでやったらいいのか、分からないところがあります。

永保子  初めてのことが、次から次に出てくるから、いつも緊張感を突きつけられているような気がして、辛いのよね。自分が気を緩めたら、子供が危ないんじゃないかと思うから、そんなゆとりはないのよっていう感じよね。だからこそ、安心の心に戻っていけるといいですね。お母さん自身が出来ても出来なくても関係ない、子育ての知識があっても無くても関係ない、完璧である必要は全然無い、それよりも、自分の中で大きく膨らんでいる上のお子さんへの期待、こうであって欲しいとか、それから、子供の出来、不出来で、自分の気分が良くなったり悪くなったりするのを脇に置く、ということを練習するしかないですね。心をみていくと、上のお子さんって、やっぱり上の子にふさわしいと、見えてくるのではないかな?

Bさん 他にもあって、兄弟喧嘩で下の子が先に手を出すじゃないですか、かまってほしくて。友達との喧嘩でも、やられても、私はほっとけばいいと思っていたのですが、友人が、アメリカで男の子を育てるなら、やられたらやり返せって教えないといけないというのですが、それはどうでしょう?

永保子 それをアメリカの現地校でやったとしたら、当事者全員で校長室に行って、お叱りを受けますよね。暴力にはとても厳しいですね。

悦子 学校からすぐに電話かかってくるでしょうね。聞いてみると、手を出したのが他の子が最初だとしても、やり返すということには、とても厳しいですよ。

Bさん  そうやって育てないと、特に日本人の子は弱いからやられぱなしになるから、そうしたほうがいいわよって言われて、そういう風にしなくちゃいけないかなと思ってしまって。そうすると、下の子とは力の差があるじゃないですか、下の子が泣いているからどうしたの?と聞くと、上の子が「だってやり返さなくちゃいけないでしょ」って。だからどうしたらいいのかなと・・。

永保子 お子さんは、ママに言われたことをそのままやっているわけだから、その使い分けは難しいですね。ママがそこでどうありたいかということを、もう一回落とし込んで考えた方がいいですね。

悦子 その方に言われて、そうしなきゃと思ったのはどうしてですか?

Bさん やられぱなしを見ているのが、自分でも辛かったからです。

悦子 男の子だから少し強くあって欲しい、と思ったのかしら。

Aさん  私もそれは凄く辛かったのです。息子も誕生日が遅かったので、小さくていつもやられていて、私は被害者のママって感じがしていたのですが、実はやられていて本当に嫌だったら、「ママ助けて」って言ってくるし、言ってこない限りは、自分の中で解決していて、私が思っているほど、本人はそんなに嫌じゃないのだな、と思います。

永保子 やられっぱなしだと、子供が大変なことになるから、私が何とかしなきゃいけないという思いを、まず脇に置くっていうことですね。

悦子 暴力ではなくて、お話しして解決していく方法を考えるようにさせていかないと。「どうしてやったの?」 とか、「やめて」と相手に言えるかどうか。

Aさん 学校では、やって欲しくないことだったら、その子に直接やめてというようにさせていて、3回言って、それでもやめなかったら、先生に助けを求めることになっています。

永保子  日常の兄弟喧嘩でも、ママのところに訴えに来たら、その度に受け止めるだけで、親が口出ししなければ、自分たちで心を使って、仲良く育っていくと思いますよ。ささいなことを、ひとつひとつジャッジして、あなたが悪いとか、あなたが我慢しなさいということを繰り返しても、子供の心は成長しないですよね。

Bさん 下の子を泣き止ませるのに、お兄ちゃんだから譲りなさい、とか言わないように、ということですね。譲れた時は、ほめてあげるようにしているのですが・・。

悦子 そうですね、食べ物とかはお兄ちゃんの方が大きいから優先させてあげるとかして、説明していけば、下のお子さんも分かると思いますよ。

永保子 そうでないと、下のお子さんが、お兄ちゃんは、自分に仕える存在だと勘違いするかもしれないわね。(笑)

 

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